競馬ファンのあいだで語り継がれる「格言」には、長年の経験とデータから生まれた金言がたくさんあります。
一見ただの言い伝えに見えても、意識することで馬券成績が変わることも!
この記事では、初心者にも覚えてほしい競馬の格言を厳選して紹介します。
🐎 格言①:「逃げ馬は買っても損なし」
▶ 逃げ馬は展開に左右されにくく、力を出しやすい。
特に地方競馬や小回りコースでは圧倒的に有利。
悩んだらとりあえず前に行ける馬をチェック!
脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
逃げ | 17.2% | 28.5% | 36.4% |
先行 | 11.8% | 23.6% | 33.3% |
差し | 6.2% | 13.9% | 22.5% |
追込 | 3.4% | 6.8% | 11.5% |
➡️ 逃げ馬の勝率・複勝率は全脚質中トップ。特にダート短距離では「逃げ切り」が決まりやすく、信頼度は高め。
🐎 格言②:「叩き走目が勝負」
▶ 「叩き2走目」とは、休み明け初戦(=叩き)から2戦目のこと。状態が上がるタイミングとして有名。
ローテーション | 複勝率 |
---|---|
休み明け初戦 | 18.4% |
叩き2走目 | 24.6% |
叩き3走目 | 21.1% |
➡️ 明確に2走目が最も好成績。ただし馬の個体差があるため、絶対ではない点には注意。
🐎 格言③:「距離短縮はプラス材料」
▶ 特に逃げ・先行タイプが距離短縮する場合、前半のペースが緩くなるため、余力を活かせることがあります。
ローテ | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|
短縮 | 14.7% | 33.2% |
据え置き | 12.0% | 28.1% |
延長 | 8.5% | 22.4% |
➡️ 距離短縮が好成績。特に逃げ・先行馬は短縮ローテが向いている傾向。
🐎 格言④「前走大敗からの巻き返しはあるのか?」
▶ 前走10着以下に大敗した馬でも、次走で人気薄激走することがあります。
前走10着以下 → 次走1〜5着になった馬の割合(2023):
- 全体の**9.6%**が巻き返し
- 特に「重馬場」や「不利」「位置取り」など理由があった馬は要注目
➡️ データ上も“巻き返しの余地あり”。敗因分析がカギ。
📝 結論:格言は“傾向”として活用すべき!
今回のデータ分析から見えてきたこと:
- 格言は「傾向」として正しいが、絶対ではない
- 成績が良い格言は「逃げ馬」「叩き2走目」「距離短縮」
- 格言を鵜呑みにせず、馬の状態・展開・騎手との相性も加味するのが◎
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